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曹洞宗における僧侶の階級とは

コラム


曹洞宗の僧侶は、いくつかの修行や儀式を行い資格を得ることで階級が決められます。
宗派内の階級を「法階」僧侶の階級を「僧階」と呼び、各宗派によって数段階に分けられています。
今回は、曹洞宗における僧侶の階級について解説します。
▼曹洞宗における僧侶の階級
曹洞宗は、法階と僧階の二重構造になっており、坐禅の教えを依りどころにしている宗派です。
修行を経て特定の儀式を済ませた段階で、和尚の呼称を用いるようになります。
また住職・副住職は和尚の資格が必要で、法階によって袈裟や衣の色が異なります。
■法階
曹洞宗における法階は、儀式により上がるのが特徴です。
・大和尚…正式な住職となり、晋山結制の法要を了じた者
・和尚…師僧の法を継いで、瑞世本山一夜住職の式を済ませた者
・座元…修行を経て立職、法戦式を済ませた者
・上座…得度を受けて僧籍に入った者
法階によって服制が異なり、大和尚のみが緋衣の着用が許されています。
また、上座・座元までが黒衣を着用し、和尚になると黒や緋衣以外の色がついた袈裟が着用できるようになります。
■僧階
僧階は修行・経歴などにより、階級が上がっていきます。
・大教正…両大本山貫首および前貫首で、最も階級の高い僧侶を指す
・権大教正…大教正の次に階級が高く、定員は30名
・大教師…年齢60歳以上で、黄恩衣被着の特許を受けた権大教師のなかから選考された者
・権大教師…年齢55歳以上で、緋恩衣被着の特許を受けた正教師のなかから選考された者
・正教師…学歴と専門僧堂の安居歴で決まり、和尚以上の法階と2等教師以上の僧階が必要
・1〜3等教師…正教師と同様に学歴と専門僧堂の安居歴で決まり、下層の階級に位置する
このように、階級が上がるほど年齢の制限や定員が設けられているのが僧階です。
▼まとめ 
曹洞宗の僧侶は、法階と僧階の階級に分けられています。
また、学歴・専門僧堂の安居歴・儀式を踏まえたうえで、階級が決められているのが特徴です。
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