故人が亡くなり初めて迎える初盆は、通常のお盆と異なり盛大に行われることも多いです。
そのため、初盆ではさまざまな飾りを用意して当日を迎えます。
今回は、初盆飾りとして必要なものについて紹介します。
▼初盆飾りとして必要なもの
■白紋天の盆提灯
初めて故人の霊を迎えるため、初盆飾りでは道しるべとして白紋天の盆提灯を用意します。
白紋天の盆提灯は初盆でのみ使用するものなので、初盆を終えたら処分するのが習わしです。
■精霊棚
お盆には、お供え物を飾る精霊棚という祭壇を作りますが、初盆でも同様に作成します。
棚の上にまこもを編んで作ったこもを敷き、お供え物をのせて飾ります。
■精霊馬・精霊牛
故人の霊があの世とこの世を行き来するための乗り物として、精霊馬と精霊牛を用意します。
精霊馬にはきゅうり、精霊牛にはナスを使い、割り箸で足をつけ馬を作りましょう。
■水の子
水の子とはきゅうりやナスをさいの目に切り、洗ったお米と混ぜたものです。
精霊棚にお供えする際はハスの葉を敷き、その上に飾ります。
■ほおずき
ほおずきは、亡くなられた方が往復する道を提灯のように明るく照らす役割があります。
故人が道に迷うことがないよう、飾られるものです。
▼まとめ
初盆飾りに必要なものとして、以下のものが挙げられます。
・白紋天の盆提灯
・精霊棚
・精霊馬と精霊牛
・水の子
・ほおずき
お住まいの地域によって用意するものが異なるケースもあるため、初盆の際は確認しておくとよいでしょう。
『宗教法人香雲寺』では、お葬式や納骨堂・永代供養を行っています。
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