
お香の種類について、ご存じでしょうか。
お香という言葉が指す対象は幅広く、香り・形状・焚き方ごとにさまざまなシーンで用いられています。
そこで今回は、お香の種類とそれぞれの用途ついて紹介します。
▼お香の種類
■線香
火をつけるお香として、ポピュラーなタイプが線香です。
お墓参りや仏壇のお供えとしての使用をはじめ、防虫剤・芳香剤・薬用としても用いられています。
スティック型や渦巻き型など形もさまざまで、線香の長さが燃焼時間に比例しています。
また均一な面積で燃え広がっていくため、香りも均一に広がっていくのが特徴です。
■焼香
数種類の香木・香草を細かく刻んで、混ぜ合わせたお香です。
また香料の種類によって、三種香・五種香・十種香などとも呼ばれています。
立礼焼香で用いられており、お焼香には「自らを清め故人を供養する」という意味が込められています。
■香木
香りがする木の総称で、白檀・沈香・伽羅が代表的な3種類です。
木に着火することで香りが発生し、焚き方を変えると香りが変化するのも香木の魅力と言えるでしょう。
■抹香
白檀や沈香などを混ぜて用いる、細かい粉末タイプのお香です。
焼香のように仏前で使用するほか、仏壇に散布して使用する場合もあります。
■塗香
主に心身を清めるために使用する、抹香よりも細かい粒子のお香です。
手や首などに付けて使用し、体温で温められることにより香りがあがってきます。
▼まとめ
お香の種類には、線香・焼香・香木・抹香・塗香などがあります。
形状や香りに違いがあり、使用シーンも異なります。
佐賀にある『宗教法人香雲寺』は永代供養や納骨堂・お葬式・法事などを通して、地域の方に寄り添い共に歩んで参ります。
お気持ちに寄り添い、大切な方とのお別れのお手伝いをしますので、何なりとご相談ください。